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July 2018
那智の火祭り
那智の火祭りは熊野那智大社で毎年7月14日に行われる例大祭で、約1700年の歴史を持ちます。
十二体の扇神輿を、重さ50kg以上の大松明の火で迎え清める神事「那智の火祭り」は観るものを圧倒させる。
那智の火祭りは、飛瀧神社の参道にて行われる「御火行事」の通称で、「那智の扇祭り」が正しい名称です。
お祀りしている熊野の神々はもともと現在の那智の滝付近でお祀りされていました。
その神々を今から約1700前に那智山中腹の熊野那智大社にお遷ししたのが始まりとされており、熊野の神々が一年に一度もともとお祀りされていた御滝「那智の大滝」に里帰りをし、ご神威新たにするという神事です。
数百年の歴史を持つ杉林の中、昼なお暗い御滝の参道に映える大松明の炎が神々の進む道を示しています。

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Tony Ishio
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